今現在、販売されているエアコンの多くが「お掃除機能付き」エアコンです。このお掃除機能の呼び方はさまざまで「自動お掃除機能」「お掃除ロボット」「自動洗浄」などさまざまです。
お掃除機能付きのエアコンならエアコンクリーニングは必要ないと思われる方も中にはいますが、このお掃除機能で掃除してくれるのは実は「フィルターだけ」という機種がほとんどなんです。
アルミフィンやシロッコファンまで掃除してくれるわけではないので、この部分のお掃除はどうしても必要になります。（最近ではシロッコファンやアルミフィンも掃除してくれる機種もあるようです）
また、お掃除機能で掃除されて出されたごみはエアコン内部にあるダストボックスにためるタイプの機種もあるので、その場合はダストボックスの掃除は必要になります。面倒ですね。
１ヶ月に一度は、ご自身でダストボックスを取り外して洗う必要があります。
放っておくとホコリがボックスに溜まりすぎて最悪の場合お掃除機能が機能しなくなる可能性があります。
お掃除機能が搭載されているのに結局、人がダストボックスとフィルター洗ったらお掃除機能って意味ないですよね。
ということで現状、エアコンについているお掃除機能は、まだまだ不完全と言わざるを得ません。フィルターを通り抜けた細かな埃や菌は、そのまま熱交換器を通り（その一部はここに付着します）そして、ファンに押し出されて送風口から室内に送り出されます。
エアコンの運転を止めると結露したアルミフィンで、付着したカビ菌が繁殖してしまうので、どうしても洗浄が必要になります。
結論として、現在のお掃除機能は、まだまだという段階で、エアコン内部の洗浄はどうしても必要になります。「うちのエアコンはお掃除機能付きだから大丈夫」と思っている方は、ご注意ください。エアコン内がカビで真っ黒なんてこともありますよ。
汚れの確認方法、エアコンの電源を切り本体吹き出し口に黒い汚れが付いていないか確認しましょう！