エアコン内部のカビと言っても沢山の種類があります。
エアコンは使う環境によってさまざまな種類のカビが発生します。
今回は普段気にすることもないカビ種類を解説します。
1.黒カビ(クラドスポリウム)
お風呂場の目地やゴムパッキンなどで良く見るのが黒カビになりま
例えば、食パン・ケーキ・野菜など様々な食品にも生えます。
エアコン内部や吹き出し口または衣類・カーテンなどに生え、暗緑色から黒色になります。
湿気がこもりやすい場所や結露が発生してジメジメする場所、生活の中で水を使って頻繁に濡れる場所によく発生します。
ほこりなどの汚れを栄養源とするため、日ごろから汚れが溜まらないようお手入れしていくことがよいでしょう。
2.ススカビ(アルテルナリア)
黒いスス状のカビ。灰色から黒色のやや綿毛のような集落を作り、
ススカビの胞子はとても軽く、
換気が悪くジメジメした室内や雨漏りがある環境で沢山増えてくるので注意が必要です。
また、ススカビは胞子が大きいことから鼻腔内にとどまりやすく、
食べ物では、りんご・なし・柑橘類・果実類、イモ類や殻類、枯葉 など
住居中では、壁面・古本・シャワーカーテンなど、湿気がたまりやすい環境・水場や結露しがちな場所に発生します。
3.青カビ(ペニシリウム)
食品から繁殖に検出される菌です。
青カビは青緑色の集落をつくるのが特徴です。
餅やパンやチーズなどに発生しやすく日常生活に馴染みのあるカビの一つ。
4.コウジカビ(アスペルギルス)
コウジカビは自然界に広く存在しているかび(真菌)の一種です。
他のカビと違って高温でも増えます。
免疫力が低下している人や肺に空洞性の病変がある人では菌を
5.赤カビ(フザリウム)
赤カビといっても、桃色、紫、薄黄色、赤など様々な色として現れます。
古くなったパンやごはんなどに生えてくる赤色がかったカビも赤カビです。
湿度が高い場所なら金属やプラスチックの上でも繁殖するため、エアコンのファンやフィルターなどに多く繁殖します。
根をはるカビではないので、
ほっておくと赤カビを栄養にして黒カビが発生します。
まとめ
エアコン内部に繁殖するカビは生活している様々な場所で発生することが分かりましたね。
カビが生えにくい環境を作ることが一番です。
そのためには、日頃からのお掃除とこまめな換気(除湿)することをおすすめします!